こんにちは、ゆらぎ整骨院です。

肩が痛いのでストレッチをしたら、もっと痛くなった患者さんが来院されました。

痛みがあるときは、その周りの組織は無意識に守ろうとします。

特に筋膜のような膜組織は、自分で縮む性質を持っていて、それが防御反応として働いていることが多いのです。

そんな状態でストレッチなどの刺激を入れると、「これ以上は動かしたくない」と身体が反応して、かえって緊張が強くなることがあります。

膜組織を伸ばしたあとに硬さや抵抗が強くなるという研究結果があります。

「硬い＝伸ばせばいい」

ということがうまくいかないケースがあるということです。

この患者さんは、肩そのものではなく、胸椎の関節の動きに問題があり、関節がスムーズに動いていないことで、周囲の筋や膜組織が無理をして、結果的に硬くなっていたんです。

関節の動きを良くすると、ストレッチをしなくても動きやすさが戻ってきました。

ストレッチや筋膜リリースは便利な手段ですが、症状が出ている時に刺激を加えることで逆に身体を守らせてしまうことがあります。

「伸ばすより、動きを変える」

だけでかなり改善することがあります。

FJTは関節への施術となっております。

気になる方は、ご連絡お待ちしております。